魂はどこへ

朝、電車が遅れるととってもとっても混むじゃないですか。
私はドアから数えて3つか4つめの吊り革につかまって立っていました。
とある駅でドアが閉まって次の駅までの間のことです。
前の席に座っていたお兄さんが、スックと立ち上がりました。
人がいっぱいで私は左右にも後ろにも避けてあげられません。
次の駅まではまだ間があります。
お兄さん、立つタイミング間違えたのかな?
また座るかな?
と思って待っていましたが一向にその気配はありません。
あのぉ・・・
こんなに混んでいるところで、ぴったり私と向かい合ってどうするのですか?
もしかして私に気があるとか?(←自意識過剰なおばさん)
そっとお兄さんの様子を探ると・・・
なんとなく遠い目?魂抜けてる?
そして、大接近向かい合わせのまま次の駅まで揺られて行ったとさ、でございました。
次の駅で降りる気なのは確かだったようでした。
混んでいる電車で席をあけてくれたのですから、まぁ大接近くらいは許しておきます。
これから年末にかけては、特に寒いし眠いし忙しいし忘年会はあるしですが、魂はしっかり持って通勤したいものですね。

コメント

  1. Keiko より:

    あはは・・・
    と笑っていいのかどうかわかりませんが、何か考え事でもしていたのでしょうかねぇ。
    ロズレさんにとっては意外なところで座れてよかったですね。
    私ぐらいの歳になると年寄り扱いされたのかな?なんて勘ぐってしまいますが・・・(笑)

    • ラ・ロズレ より:

      混んでいる電車で座れるのはありがたいです。
      でも、妙なミニドラマ無しで、できればフツーに座りたいものです。
      Keikoさんは、まだ席は譲ってもらえないと思いますよ、見た目で年寄ではありませんから。
      それに日頃芝生で足腰鍛えていますしネ!

  2. あえか より:

    お兄さんは立つタイミング間違えましたね。
    で、どうしていいかわからず、魂を飛ばしてしまったのでしょう(笑)
    ネコさんも、足を滑らすなど恥ずかしいことすると、
    何事もなかったように空を見てますし。
    それとも、あまりに美しい方が目の前にいたので、立ちすくんでしまったのかな?

    • ラ・ロズレ より:

      「てへっ(^^ゞ」と座りなおしてくれればいいものを・・・。
      怪しい人?私危険?と様子を伺ったら、ヒトなんて手すりと同じくらいに眼中に無いご様子で、あさってのほうを見たままピクリともせず・・・
      そういえば、猫もシラバックレますよね、あれ、結構バレバレですよね(笑)