5・7・5

日本語は五七五のリズムが大変気持ちの良い言語です。
短歌も俳句も標語も。
　
花の色は移りにけりないたずらに我が身世にふるながめせし間に
七七が付いていますが小野小町さんも五七五。
　
松島やああ松島や松島や
松尾芭蕉さんも五七五。
　
飛び出すな車は急に止まれない
そんなこんなも五七五。
　
五七五の多くは五＋七五のリズムになっています。
松島やで一度息を吸ってああ松島や松島やと続きます。
　
と。長々と前置きをしておいて。
　
コレを音読してみてください。
　

　
ポイ捨て、（字足らずネと思いつつ息を吸って一気に→）カッコ悪いぞ世田谷区
このようになりませんか？
あのぉ・・・わかってると思いますが・・・念のために言っておきますが・・・世田谷区ってカッコ悪くありませんからネ？そこんとこ誤解無きよう^^;
環八（かんぱち：東京23区の一番外側を走る環状線）の、東名高速入口交差点近くの歩道橋です。
この辺りっていつも渋滞するので（渋滞してるの分かりますね^^;）ついつい何度も読んでしまいます。世田谷区って小さい文字だし繋げちゃいけないのはわかるんだけど、でも、なんとなーくなんだかなぁ・・・と思う私です。くだらないことばっかり考えていてスミマセン^^;;;
　
　
花いばら 故郷の路に 似たるかな
　
与謝蕪村さんの五七五。最後はやっぱり薔薇で締めましょ（笑）