昔話

ある日の午後、西日の当たる部屋で仕事をしていたら日差しで背中が熱くなって、コリャかちかち山だわと思ったのです。
そして、そういえばかちかち山ってどんな話だったかなと思い出そうとしたのですが、どうも細部が曖昧で^^;
家に帰ってから検索しちゃいました。
そういえばアレは怖い話でした。
狸が老夫婦に数々の嫌がらせをする。怖いですね。
おじいさんが狸を捉えてたぬき汁にしようとする。怖いですね。
狸がおばあさんを騙して殺害する。怖いですね。
話によっては狸汁の代わりにおばあさん汁になっています。怖いなんてもんじゃありません。
兎がおじいさんの代わりに仇討ちをする過程で、狸の背中に火をつけたりした挙句に泥舟に乗せて溺死させる。超怖いですね。
私の場合は背中に西日を浴びたあと泥舟が待っていなくて良かったです。
帰りの電車(京浜東北)が止まったけれど沈みはしませんでしたから・・・。
で、かちかち山を調べていたら「日本の五大昔話のひとつ」と書いてあって、5個の昔話を思い浮かべてみました。
皆様もあれこれ揚げていくとだいたい当たると思いますよ。
でも念のため書き出しておきましょうね。
「桃太郎」「猿蟹合戦」「舌切り雀」「花咲爺」「かちかち山」
いかがですか?いくつ当たっていましたか?
これは、レファレンス協同データベースという国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している調べ物のためのデータベースで「五大昔話といわれるのは何か」の回答ですから、公式に言われていることだと思われます。
どうして浦島太郎が入っていないのなどと私に聞いてはダメですよ。
こうしてみると、かちかち山以外にも結構細部を忘れているものが多いです。そしてどれも怖い話です。
西洋でもグリム童話の白雪姫などが怖いと話題になっていますが、日本の昔話も負けていません。
そして、性悪なおばあさんのまぁ多いこと多いこと!
気をつけようっと。

コメント

  1. あえか より:

    どの昔話も、な~んとなくしか覚えていなくって、
    言われてみればそんな話だったわね~って感じです。
    昔話に出てくるおばあさんって40歳くらいなんですよね。
    とっくに過ぎちゃってるから、気づかないうちに性悪になっちゃってるのかなぁ。
    ホント気を付けないと、ですね。

    • ラ・ロズレ より:

      えー!40歳くらいの設定なのですか!?
      まぁ川へ洗濯に行くのですからそれなりの足腰はあるにしても40は若すぎやしませんか。とくにこの超高齢化社会の感覚では。
      私は最近になって裏で「ババァ」と呼ばれているらしいことを聞いて、そうかそういう歳になったかと納得していましたが、これが40歳で言われたのだったら怒るんじゃないかなー^^;

  2. Keiko より:

    私が一番好きなのは「かぐや姫」入っていなくて残念。
    パーセンテージは劣るかもしれないけれど、昔話には善良なおばあさん、おじいさんもたくさん出てくるのでそっち組に入れるようにしましょう。(笑)

    • ラ・ロズレ より:

      あー、かぐや姫は、きっとベスト10だったら入っていますよね。
      日本全国で好きな昔話アンケートなんてやったら面白いでしょうね。
      地域によっても違いそう。
      大きな葛籠と小さな葛籠があったら、中見て決めていいですかぁ?なんて言いそうですが、私は善良には入らないかなぁ^^;

  3. もも より:

    カチカチ山のお話、コワイですよね~。
    コワイバージョンを知ったのは、小学生の高学年の頃だったかと。
    最近テレビでカチカチ山のあらすじをえぐる感じで紹介してました。
    エグイよねーと聞きましたよ。

    そうそう、あえかさんも言われているように、昔話のおばあさんて、40歳くらいの設定なのですよね。滝汗ものです。
    40歳なんだから桃太郎を産んでも不思議はないと、これもテレビでやってました。
    人生50年時代の40歳なので、ずい分違う話ですけれども。

    • ラ・ロズレ より:

      人生50年で40だとすると「2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳」だそうなので感覚的には70代ということにすればお婆さんでもいいかな・・・と、懸命に納得に努めてみました(^^)
      怖い昔話を不自然にぼかしてハッピーエンドにしてしまう向きもありますが、それはそれでおかしいと思いますし、要するに人間て「そう」なのだろうなと納得するしかないでしょうかね。