ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

[タイトル] ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
[著者] 向山淳子、向山貴彦
[形式] Kindle版
[金額] ¥1,123
[内容] 英語学習本

[感想]
ミリオンセラーと言われるだけあって、面白くてわかりやすいとても良い本だと思った。
「世界一簡単な英語の本」というタイトルもそんなに大げさでもないかもしれない。

[雑記]
英語学習マイブームというのが何(十)年かおきにやってきます。
そのたびに本を買ったりCDを買ったりラジオを聞いたりしたものです。(遠い目)
今回またそのブームが巡ってきました。
きっかけなどはないのです、なんとなく降臨するのがマイブームです。

この本は「英語のしくみ」を説明するという趣旨で、しかも英語の「文法」ではなく英語の「しくみ」なのです。
最初に著者の考え方が載っているのですが、それが私が日ごろ思っていることと同じでした。
そういう人の言うことってすんなり頭に入るのですよね。
これで気持ちよくブームに乗れそうです。

昔々は英語の勉強といえば英会話だと思っていました。
でも途中で気がついたのです。
私、英会話いらない。というか二の次でいい。
何故なら、私のゴールは、ついうっかり買ってしまった英語のバラ本を読むことだから!
オースチンさんとか何だとか、読めもしないのに何冊か買ってしまっています。
これさえ読めれば私は満足。海外でお土産買えなくても電車に乗れなくてもいい!
とはいえ、そのゴールは果てしなく遠いです。
英語の新聞を読めるくらいにならないとダメかもしれない?
でもね、著者さんのこういうアドバイスも好きです。

Q
何冊くらい本を読めば英語ができるようになりますか?
A
人が呆れるほど読めば、人が呆れるほど英語ができるようになります。ちょっと感心するくらい読めば、ちょっと感心するくらい英語ができるようになります。でも、最後まで読み通せば、一冊でもかなり違いは出ます!

私は今まで、学生の頃からずっと、英語の試験を日本語の能力で乗り切ってきました。
ここにこの単語があるということはこの文章はこんな意味では?でリーダーを乗り切り、グラマーはまぁ運にまかせる・・・^^;
それだけで来てしまいました。
つい最近もフランス語で同じリーダー推理を働かせて喜んでいました。
でもそれではバラ本は読めないとちょっと(ちょっとね)反省中です。
オースチンが読めるまであと150年くらいかかりそうな気もしますが、あと3年位でちょっと感心するくらい何かを読めたらいいなと思います。
その前にマイブームが終わらないことを祈るばかりです。

コメント

  1. もも より:

    流行りましたね〜。^^
    私は本屋さんでパラパラとめくっただけなので、英語ができる人にはなっていませんが(笑)、読んだ人が「結局は英語のしくみが分からないとダメなのよ」と言っていたのを思い出しました。なるほど。
    ロズレさんなら150年は要らないと思うので、オースチンから入る英語本入門の手ほどきをしていただきたいなーと思います。

    • ラ・ロズレ より:

      「結局は」と言ったその方は偉いです。私はその結局に気づくのに何十年もかかっています。
      SVOそれがどうした!ではダメでした(笑)
      イングリッシュローズの本は、すっごく大きくてすっごく分厚いのですが、どうしましょう。
      あと、メイアンさんの英語サイトも読みたい。
      と、、、夢だけでは千里の道は歩けません。ふぅ。

  2. Keiko より:

    英語の試験を日本語の能力で乗り切ったのは流石です。
    読めれば語順が理解出来、語彙も増えることでしょう。
    実は私にも時々英語の勉強がやりたい時期が来ては去って行きます。あと数学も。(汗)

    • ラ・ロズレ より:

      数学ブームが来たことはありません、ええ、一生ブームにはならない予定です!
      基礎ができていないと、ある程度までは力で行かれてもそこから先を極めることは絶対にできない。
      スポーツでも英語でも同じことなのだと、ン十年前に気がつけばね・・・