バラが劣化する

今日の生田緑地ばら苑ブログを読んでいてハッとしました。

古い年代の名花といわれるバラが、最近、劣化してきているといわれています。
バラ苗は、台木に芽接ぎ・接ぎ木して生産されます。
長い間の育成により、最初の頃の品種の特性を維持できないものもあるそうです。

生田緑地ばら苑ブログ 2019年11月 6日 (水) より

園芸界に流通している多くのバラがいわゆるクローンのようなものです。
等しい形質を受け継ぐはずが、維持できず劣化しているとは。
A=A’ A’=A” A”=A”’
となっていくうちに、AとA”’がイコールではなくなってきた、ということでしょうか。
バラは木ですから長生きはしますが、ハイブリッド・ティーの第1号のラ・フランスが1867年からそのままずっと生き続けていたら、さすがにそれはもう妖怪。
接いで、接いで、それで今も同じラ・フランスとして存在しています。
そういえば近年桜の木の劣化も話題になっています。
桜もバラも無常というわけですね。
22世紀には・・・もしも地球上に同じように人がいたとして・・・バラが生きられる気候であったとして・・・どんなバラが咲いているのでしょう。
22世紀のバラマニアが垂涎の”画像でしか見たことがない過去のバラ”になっているものがいくつもあるのでしょうか。

今の品種改良の勢いだと、高芯のバラが珍しくなるでしょうか?
そこまではまだかなぁ、それは23世紀かなぁ。
切りバラのイメージも強いですからね。
先日、神代植物園のモダンローズの花壇で「え?これもバラ?」のセリフを聞きました。
これはハマナスなどの原種の前では定番のセリフですが、モダンローズの花壇だったのでとてもびっくりして思わず振り返ってしまいました。
そこで見たバラは「ノックアウト」。
あぁ。なるほどね。(笑)
でもあと100年もすればもう少し反応が変わってくるのかなと思ったりもしています。