守破離

もしも世間の常識だったら恥ずかしいですが・・・
私は今日始めて「守破離(しゅはり)」という言葉を知りました。

説明はWikiに頼ります。

もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 り尽くしてるともるるとても本を忘るな」を引用したものとされている。
修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

こういうことというのは「元」があるものなのですね。
そしてそれを表す言葉もあるものなのですね。
勉強にでもスポーツにでも仕事にでも何にでも当てはまるので理屈は知っていても、守破離という言葉は聞いたことがありませんでした。

私は、写真も英語もみーんな守り始めたばかりですわ。

それにしても・・・
千利休っていったいどんな人だったのでしょう。
日本に千利休由来の何かが今いくつあることでしょうか。
ちょっと話をしてみたい人ではあります。
でも友達にするとめんどくさくて嫌かなぁ^^;

コメント

  1. Keiko より:

    この言葉、私も知りませんでした。

    尊敬する友人を得たいとは思いますが、毎回緊張するのもねぇ。

    とはいえ、ちょっと緊張する方と一緒にラウンドすると良い出来栄え。
    やはり少しの緊張感は必要なのかな?(やっぱり話はここに落ち着くか)

    • ラ・ロズレ より:

      感覚と言葉、感覚と数値、どちらも取得できたら完璧なのですが。
      確かに緊張感は必要だといいますよね。
      緊張と上がるのはまったく違うし萎縮するのも違う。
      でもそう単純なものじゃないですよねぇ、実際。
      利休さんは哲学者だったのでしょうか。

  2. もも より:

    私も初めて見ました。
    守って、破って、離れる…ですか。
    なるほどなぁ!
    ものすごく腑に落ちる言葉ですね。
    極めたものがある人にしか使えない言葉に思えます。
    しかもたった3文字で言い切るあたり、茶人らしいように感じます。
    ためになるブログですよね~。

    • ラ・ロズレ より:

      1年をまとめた「今年の漢字」を考えるのも大変なのに、真理をこんな風にまとめるなんて普通の人にはできません。
      削ぎ落として更に削ぎ落として思考する茶人、すごいです。
      何かを極める芸術家・アーティストって、肉体や精神の引き算なのですよね。
      頭の中はどうなっているのでしょうねぇ?