バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック

長いタイトルですが、そのものズバリと内容を表しています。

NHK趣味の園芸ガーデニング21として日本放送出版協会から発売になりました。
著者は京成バラ園のチーフガーデナーである鈴木満男氏。京成バラ園では11/17に出版記念講演会もあるようです。

内容はタイトルの通り「テクニック」満載です。今まで薔薇の育て方の本は数々見てきましたが、この本は”育て方”などという生易しいものではなく、中・上級者向けの”テクニック”を惜しげもなく写真付きで披露しています。
例えば「生育中の手入れ」という項を見てみましょうか。芽出しから開花までの手入れ、芽かき、開花を調節して花を長く楽しむ、成長が止まった蕾の処理、込み合う枝の整理・・・etc.
ね?高度なテクニックでしょう?
つるバラの項では「写真で見るポールへの誘引 (例)ピエールドゥ・ロンサール」というのがあって、誘引前の写真、誘引後の写真、作業の途中の写真などがあって、綺麗に咲いたロンサールのポールを見ると「をををっ!」と感動してしまいます。たぶんこのロンサールの写真は京成バラ園のあそこだわ、なんて思ったりもします(^^)
シュラブ・ローズの剪定の項でも、見本の写真はガートルード・ジェキルで、別枠に「同様に剪定できるイングリッシュローズ、オールドローズ:セント・セシリア、フラウ・カール・ドルシュキ・・・」なんて書いてあるのも面白いです。

↑の写真にAmazonのリンクを張っておきました。「買え」という意味ではありませんよ^^;
お値段とか載っていますので、詳細を知りたい方は参照してご利用下さい。

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